▲昔の品種の「ちぶる」。
「ちぶる」って、知ってます?
沖縄の夏野菜の一種で、僕は大好きなんだけど、ちょっとマイナーな作物かな。
和名では「夕顔」。
⇒ JAマーケットで買ったゆうがお
干瓢(かんぴょう)の原料になる野菜で、その若い実を、沖縄では料理に使います。
ナーベラー(へちま)や冬瓜(とうがん)より歯応えがシッカリしていて、もっと淡白な感じ。煮込んでも、それほど崩れません。
⇒
沖縄家庭料理レシピ「ちぶるのンブサー」
普通に売ってるのは、青白くて細長い形状ですが、昔はもっと丸くて色も濃かったとか‥。
(ちぶるは、方言で「頭」の意味も有ります)
友人のお父さんが作った、昔の品種のちぶるを、分けて頂きました。
「この形のちぶるーが、美味しいんだよー!」 友人も得意げです。
すこし成長が進むと、中心部はワタ化して、タネも固くなるので、こそげて捨てますが、ごくごく若い実だと、タネごと食べられます。
ざっくり切って、ダシの素とミソで煮込みます。
ほんの少し呼び水を入れ、フライパンに蓋をして弱火で15分~。
▲左、昔ちぶるーの、断面。 / 右:ざっくりとカット。 皮は苦いので、厚めに剥きます
▲左:今回はお手軽にベーコンを入れ、ミソで味付け。 / 右:クタクタと煮えて来ました。
▲完成したンブサー
普通は島豆腐とか入れるけど、今回はシンプルに。
口の中をヤケドしそうになりながら、ハフハフと食べ進めます。
沖縄の夏も、そろそろ終わりですね。