シリコンコーキングの保存方法 そのⅢ

IGU

2014年12月12日 20:03


コンテナに換気扇と換気口を付ける! より。


このブログでは、シリコンコーキングの保存(固まらない)方法について、過去何回か書いてます。
今回あらたに、とにかく簡単で、誰にでも出来るアイデアを思いついたので公開しておきます。

 シリコン コーキング剤の保存方法!(自作キャップの作り方)
 シリコンコーキングの保存方法、そのⅡ
 3Dプリンターで小物作り。 (スケッチアップ STL書き出し)
 ※他、このブログを「コーキング」で検索すると、いろいろネタが出てきます。



左:ガムの包み紙。 クロレッツとか。 / 右:クリップでまとめておきます。

用意するのは、ガムの包み紙。 
ホントの紙では無く、フィルム状のシートタイプのヤツです。

これ、普段ガムを噛んだ時に集めておきます。 


または、除湿剤のフタのフィルム。 一枚のフィルムから3つくらいに切り分けられます。

探せば、他にもいろいろ有るかもですね。

シリコンコーキング材は空気中の湿気と反応して固まるので、湿気を通さない素材がベストです。


集めたらクリップなどで挟むと、飛び散らなくて良いでしょう。

そして、使いかけのコーキング剤が余った時。 
このガムの包み紙が役立ちます!




包み紙ごと、ネジ込みます。 シートをかぶせる前に、コーキングを少し盛り上げておくのがポイント。




写真のように、コーキング剤のネジ開口部に、ガムの包み紙を乗っけて、そのままノズルをねじ込みます。

作業は、これだけ!!


フィルムは湿気や空気を通さないようで、ネジ部分で何重にも目止めされて、中のコーキング剤を守ってくれると言うわけ。

沖縄の夏場に数ヶ月、車の中に放置してても、写真のように、中のコーキング剤はトロットロ! 
当然ながら、ノズル内部側のシリコンは固まってますが、ガムのフィルムと一緒に、スルッと抜けてくれました。


左:数カ月ぶりに、キャップを取ったところ。 中のシリコンは生きてます。 / 右:ノズルの中で固まったシリコンは、包み紙と共に取れます。


僕の周りでは、成功率高いです。 かなり長い期間、放っておいても、中で固まらないようです。
注:個体差により、もしかすると固まる可能性が有る、かも。

コツは、あまりノズルのネジを、締めすぎないこと!
ポリプロピレン製の部品は、常に圧力がかかる状態だと、やがて割れてしまいます。

軽く、最後までネジを回す感じで十分です。


さぁ、これで、いろんな色のコーキングを保存して、使いたいときに、使いたい色を使えます。
毎回、ちょっとしか使わずに、次に使うときに固まっていて、結局は使い捨てなんて事も、減るはず。

工作好きにとって、画期的な情報ではないかと‥。


 

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