センサーライトの改造方法。 (点灯時間の延長/他)

IGU

2014年10月18日 17:33



深夜、目が覚めた時、トイレの電球が眩しいので、センサーライトを導入しました。

乾電池式で、人が通るとLED照明が灯るタイプ。
40ワットのトイレ電球に比べると圧倒的に暗いですが、深夜だと調度良い感じ。

⇒ ELPA 多目的LEDナイトライト 明暗&人感センサー PM-L255


問題は、買った機種のセンサー範囲が狭いのと(体感で30°くらい)、動かないとすぐにライトが消えてしまう点。 
だいたい23~24秒で消灯します。

トイレの中だと、真下に行かないと点灯しないので、トイレ前の天井に設置しました(1人なので、使用中はドア開けっ放し)。

でも、そうすると、オシッコの最中に灯りが消えるので、暗闇で片手を振って、またライトを付けるという間抜け状態(笑)。 

そこで、改造してみる事にしました。


まずは点灯時間の調整。

多くの遅延回路は、コンデンサに貯まった電流が流れ出していって、空っぽになるとオン(オフ)する仕組み。
なので、キーとなるコンデンサを増量すればタイマーの時間が伸びるはずです。

手持ちのジャンク箱から、103と書かれたセラミック コンデンサを、回路の各コンデンサに押し当てつつ、センサーライトを稼働させてみます。

数カ所をチェックしていると、3秒ほど点灯時間が伸びるコンデンサを発見!
写真の「C4」とある部品です。 (注:「C」はコンデンサ、「R」は抵抗です)

103のコンデンサ(0.01μF)で3秒なら、もっともっと大きいのが良いだろうな。
で、474のコンデンサ(0.47μF)を繋いでみると、2分23秒まで延長できました。

(ホントは1分くらいが良いけど、ジャンクに無かったので‥。 近く再改造予定)

※写真の半田ごては、LED取り付け加工してます。



次に、明るさと色合いの改造。

LEDの青白い光は、なんか寒々しいので、電球色LEDを2個追加して、ちょっと柔らかみを持たせます。
照度は測り忘れたけど、かなり明るく、温かい光になりました。


左:ボール盤で穴開け。 / 中:電球色LEDを追加してハンダ付け。 / 右:点灯状態。


なんという事でしょう(笑)!
これで、オシッコの最中にランプが消える心配無し。 色合いも、落ち着いた色彩に変わりました。


‥というわけで、使いにくいと思っても、自分なりにチューニングすると、とっても便利な製品に生まれ変わるという、お話。 

改造、バンザイ!!





注:LEDを増やして、点灯時間も伸ばしたので、電池の減りは早くなりそうです。 参考に改造する人は、その辺も考慮して下さいね。

PS:レビューをいろいろ見ていると、この商品がセンサー感度/明るさの評判が良さそうです。
⇒ ムサシ RITEX LEDセンサーmini 「マグネットやフックでポンとお手軽設置! 」 乾電池式 ASL-015


11/06 追記
・上記仕様で、エネループで使ったところ、約2週間で電池が無くなりました。
・後日、セラミックコンデンサを別のに換装。104(0.1μF)だと、消灯まで58秒となりました。 いい感じ!


  

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