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2010年03月12日

色の道 タイルの補修

沖縄税務署に確定申告書を提出して、ホッとしたのもつかの間。
「今から施工できる? 」 と、親方から電話。

某病院の改築工事の際、外壁に足場を組むために開けた穴を塞ぐ、簡単なお仕事。
「窓から見えるところなので、丁寧に仕上げて欲しい」との依頼。

色の道 タイルの補修こんなの、フォトショップでコピペすれば、簡単!
と、思うでしょうが、現実の世界でリアルに直すのは、結構むずかしい「ワザ」なんですよー。

石専用の補修剤に着色して、レンガとまったく同じ色を作って充填・削りだし。汚しの処理で仕上げたら、完成。

副監督が「やるねぇー!」と、出来映えに感心したあと、ちょっとイタズラ。
現場監督を呼んできて「さて、どこを直したでしょう?」。

場所が分からず「ここか? それともここ? はっさ、分からんサー」と、みーぐるぐる(きょろきょろ)する監督を見て、みんなで笑っていました。
▲写した角度が違うので、歪みの画像処理をしています。

現場の仕事も、なかなか面白いです。





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この記事へのコメント
同じ色を作るのが至難の技ですよねぇ・・・

微妙な色の違いで、補修がわかっちゃいますからねぇ・・・
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ!草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 2010年03月13日 00:40
現場の人が分からないとは凄い
生で見てみたいなぁ




ばいや~。
Posted by 超酒酔人 at 2010年03月13日 01:16
凄いな…

職人の腕ですね
弟子入りしょっかな?師匠
Posted by 知念っち at 2010年03月13日 10:30
これは工事ではなくアートですね。
Posted by igoten at 2010年03月13日 15:30
◇ 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! さん
色を作る難しさは、絵を描く人なら分かると思います。

ほんのちょっとした違いでも、人間の目は違和感を感じてしまいます。

「色の道」と言われる通り、深くて果てしない道です。


◇ 超酒酔人 さん
最初の状態や箇所を知っている人以外、ほとんど分からないですね。

現場は、ヘルメットや安全帯、安全靴、長袖着用と、ちゃんとした格好でないと入れないので、案内は難しいけど、見せたいなぁ。

施工した物件は、最近から、なるべく写真で残すようにしています。


◇ 知念っち さん
色に関する感性は、女性の方が高いです。
本気で極めたら、僕なんかより上に行けるでしょう。

でも、現場はガテン系の人でないと、難しいですよー。


◇ igoten さん
ありがとうございます。
地味で、あまり知られていない仕事ですが、面白いです。

贋作を作るの人の気持ちが、判るような気もしますね。
Posted by IGUIGU at 2010年03月13日 16:19
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