2022年08月05日
空調ウエストバッグの作り方!
僕は仕事で工事現場に行くことも多く、夏場は空調服が欠かせません。
しかし、空調服は涼しくて便利なものの、首筋とかが汗で汚れるので毎日の洗濯が必須です。
これが地味に面倒くさい。
配線やバッテリーを外し、大きなネジを回して空調ファンを外して服を洗い、乾いたら逆の手順で取り付けです。
毎日だと、あまりに面倒なので、なにか良い方法が無いか対策を考えてました。
そんな折り、ふと寄った100均DAISOUの一角で300円のウエストバッグを見つけました。
THREEPPYという別ブランドの品です。
見た瞬間アイデアを思いついたので、即購入!
これと予備のUSB空調ファンを組み合わせて、空調ウエストバッグを作ってみました。
購入した空調ファン → Amazonリンク
以下、その作り方です。
300円のウエストバッグ、安いので加工の素材として惜しくありません。
空調ファンのネジを外してウエストバッグの裏に当ててペンで型を書き、サクッと切り抜き。直径9cmです。
同じように適当なプラ板(今回は余ってた素材‥多分DAISOUのA3ファイルの表紙?)をリング状に切り抜き、先のウエストバッグの補強として裏側に接着します。
※ウエストバッグの合皮は伸びるので、この補強が無いと何かにぶつけるたびにファンがモゲて外れてしまいます。(実地テスト済)
次に導風パーツを取り付けます。
DAISOUで買ってきた適当な小物入れケースです。
ちなみに、同様の空調ウエストバッグは、いくつか市販されてるようですが、どれも「導風」の概念が無いのか(22年時点)、使い勝手は微妙そうです。
どれを見てもシャツの裾がファンを塞いだり、風がシャツの中に届かなそうだったりと‥とても実用的に見えません。
そこでDAISOUのペン立てみたいな小物入れを取り付け、風を服の中に送り込めるように導風の仕組みを考えてみました。ここが僕の空調ウエストバッグのオリジナルです。
小物入れをウエストバッグに取り付けるには、両面テープでは弱かったので合皮を「ポリプロピレンを付けられる接着剤」で貼り付け、それをウエストバッグに縫い付ける手法で合体させてます。
ここまで、ざっと3時間。2回目なら1.5時間程度で出来るでしょうか。
◆使用感について。
実際に何日か工事現場で使ってみての感想。
空調服の上半身に風が回る感じに比べると、背中側しか送風できない分、少し弱く感じます。
他にベルトに付けるファンも持ってます。そちらは、しゃがんだり座って立つたびに外れて横を向いてしまうのが不満でしたが、自作の空調ウエストバッグなら外れる心配が無いです。
また、市販のウエストバッグ型の空調ファンを試してみた事がありますが、微風しか感じられませんでした。
僕は一人での屋内作業も多いので、長袖Tシャツにさっと装着できる自作空調ウエストバッグはけっこう便利です。
涼しさや使い勝手で順を付けると、ざっと
ベルトに付けるファン 〈 自作空調ウエストバッグ 〈 空調服
という感じでしょうか。
なお身体に直接風を当ててるので、長時間使うと疲労感が残るかもしれません。
熱のダメージと比較して制作を検討してください。
◆パーツ代金
ウエストバッグ 300円
小物入れ 100円
フェイクレザー 100円
合計500円+税
他、USB空調ファン 2,470円 / モバイルバッテリー 時価
シャツを両脇でinすると風が背中を巡ります。
Posted by IGU at 11:07│Comments(0)
│加工方法
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。