2022年08月14日
水筒用、大きな氷の作り方!
むかしの記事、2009年に書いた「大きな氷の作り方」という記事が、意外とアクセスが多いようです。
当時は缶ビールのアルミの空き缶を利用して氷を作っていました。
しかし時代の流れと共にビール缶の強度が下がったのか、数回の使用で割れるようになったんです。
それならばと350ml鉄の缶に変えたものの、しばらく経つと「鉄の缶」自体が時代の流れで消えて行きました。
▲氷で破れたアルミ缶 / 沖縄では2020頃で消えた鉄缶 / 膨らんだぜんざいの缶
その後はぜんざいの缶詰の容器を使ったりしましたが、水が氷になる際に体積が膨張するため、どうしても缶が膨れてひと月ほどでダメになってしまいます。
水筒用の氷を作りながら日々いろいろ考えてきたのですが、ついに継続して安定的に大きな氷を作る方法が見つかったので内容を公開します。
※僕は車で出かける際、夏場は毎日2リットルの水筒に氷水を入れて持ち歩きます。
用意するのは100均DAISOUの断熱マグカップ(200円)。 アウトドアコーナーに有る蓋付きタイプのやつです。
これの口の部分を削って中と外のカップを分割すると、外側の容器が350ccの氷を作れる製氷カップとなります。
以下、写真で。
大きな製氷カップの作り方
ステンレスカップの上端を削って、2重カップの中と外を分解します。 今回は24番のコンクリートサンダーで、約30秒程度でした。
平らな机の上で紙やすりで擦っても、時間をかければ可能かもしれません。
切断した縁の部分は尖って危ないので棒ヤスリなどで丸めて安全にしておきます。
よく洗ったら、水を入れて凍らせると‥。
出来上がり! だいたい350ccの大きな氷の完成です!!
使い方のコツとして、カップの下から凍るように下側にアルミ板を敷くこと。
これをしないと、カップの底が膨らんでしまいます。
水筒の大きさによって、氷が入らない場合はカップに水をかけながら中の氷をクルクルまわして少し溶かすと外径が小さくなります。
僕は夏場ほぼ毎日、2カップで2回ずつ氷を作ってますが、かなり頑丈です。
だいたい数ヶ月は変形しないことを確認済。
大きな氷だと溶けるまでの時間が長いので、夏場は重宝します。
サンダーさえ持ってれば数分の加工で作れるので、ぜひ!
Posted by IGU at 17:26│Comments(0)
│加工方法
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