2014年12月12日
シリコンコーキングの保存方法 そのⅢ

▲コンテナに換気扇と換気口を付ける! より。
このブログでは、シリコンコーキングの保存(固まらない)方法について、過去何回か書いてます。
今回あらたに、とにかく簡単で、誰にでも出来るアイデアを思いついたので公開しておきます。
シリコン コーキング剤の保存方法!(自作キャップの作り方)
シリコンコーキングの保存方法、そのⅡ
3Dプリンターで小物作り。 (スケッチアップ STL書き出し)
※他、このブログを「コーキング」で検索すると、いろいろネタが出てきます。


▲左:ガムの包み紙。 クロレッツとか。 / 右:クリップでまとめておきます。
用意するのは、ガムの包み紙。
ホントの紙では無く、フィルム状のシートタイプのヤツです。
これ、普段ガムを噛んだ時に集めておきます。

探せば、他にもいろいろ有るかもですね。
シリコンコーキング材は空気中の湿気と反応して固まるので、湿気を通さない素材がベストです。
集めたらクリップなどで挟むと、飛び散らなくて良いでしょう。
そして、使いかけのコーキング剤が余った時。
このガムの包み紙が役立ちます!

▲包み紙ごと、ネジ込みます。 シートをかぶせる前に、コーキングを少し盛り上げておくのがポイント。
写真のように、コーキング剤のネジ開口部に、ガムの包み紙を乗っけて、そのままノズルをねじ込みます。
作業は、これだけ!!
フィルムは湿気や空気を通さないようで、ネジ部分で何重にも目止めされて、中のコーキング剤を守ってくれると言うわけ。
沖縄の夏場に数ヶ月、車の中に放置してても、写真のように、中のコーキング剤はトロットロ!
当然ながら、ノズル内部側のシリコンは固まってますが、ガムのフィルムと一緒に、スルッと抜けてくれました。


▲左:数カ月ぶりに、キャップを取ったところ。 中のシリコンは生きてます。 / 右:ノズルの中で固まったシリコンは、包み紙と共に取れます。
僕の周りでは、成功率高いです。 かなり長い期間、放っておいても、中で固まらないようです。
注:個体差により、もしかすると固まる可能性が有る、かも。
コツは、あまりノズルのネジを、締めすぎないこと!
ポリプロピレン製の部品は、常に圧力がかかる状態だと、やがて割れてしまいます。
軽く、最後までネジを回す感じで十分です。
さぁ、これで、いろんな色のコーキングを保存して、使いたいときに、使いたい色を使えます。
毎回、ちょっとしか使わずに、次に使うときに固まっていて、結局は使い捨てなんて事も、減るはず。
工作好きにとって、画期的な情報ではないかと‥。
この記事へのコメント
サランラップ等でも効果的です。数枚重ねることによりネジ部に密着し湿っ気を効果的に遮断し硬化を防ぐことができます。
Posted by zoo at 2018年07月12日 08:26
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