2014年02月16日
ステップワゴンRGの荷台に、棚を作る (溶接)

今回は、取り外した3列目シートの跡に、荷台の棚を取り付けてみました。
荷室を立体的に使うことで、積める荷物の量は倍増します。
⇐ 3列目シートを外したステップワゴンRGと、棚のシミュレーション。 荷室はかなり広いです。
僕は補修屋をしているので、ペンキやパテをはじめ、様々な素材や工具を車に積んで移動しています。
☆お仕事ブログ ⇒ なおす人(なおすんちゅ)日記
それら多くの荷物を収納するために、今回の棚作りは、溶接でフレームを作ってみることにしました。
鉄製の骨組みに、ランバーコア(コアベニア)の板を載せる、安くてシンプル・頑丈な構造です。
ところで僕は昔、仕事でガス溶接もやってましたが、電気溶接は、実は初心者。
作業場を借りた工房の友人に相談してみると‥。
「じゃ、余った溶接棒をあげるから、どんどん練習したらいい。うまくなるには、とにかく距離をこなす事だよ」と、数十本の溶接棒の束を出して来てくれました。



▲左:鉄材をカット。 / 中:部品を並べて溶接の準備。 / 右:溶接の練習風景。
溶接の基本や機材の使い方、穴が空いた時の対処方法等を教わって、何メートルか、練習。
その後、おもむろに本番です。
しばらくの間、適当な鉄材で僕が遊んでいる間、友人が勝手にジグゾーで床板を制作開始w。
この人も、作るのが大好きな性格なんです。

▲友人が作ってくれた床板。 精密な造作!
何気に収まってるけど、完成度というか、精密さがスゴ過ぎ! (ヤバッ!!) ありがとう!!
自分も、たいがい器用だと思っているけど、本当に器用な人は、世の中に大勢います。
たぶん性格の問題もあって、こういう丁寧な仕事は、僕には難しかったりしてw。
(僕は「色彩」に特化したタイプです)

専用の遮光カバーの付いた面を通して見ていると、鉄が溶けて流れ落ちているのが見えます。
なんという高温・高エネルギー。 溶接、恐るべし!
何メートルか練習してみて、つかんだコツ。
それは、溶接棒の鉄が溶け、母材に落ちて行くスピードを、手を動かす早さで、調節するような感じ。
母材に溶接棒を当てる圧力を一定にしながら、徐々に移動していきます。
もうほんとに、手先の微妙な感覚の世界。
これが、慣れると無意識に出来るっていうのだから、人間こそ恐るべしですね。

見た目は、サンダーで削ってペンキを塗れば分からないしw。
棚板にするランバーコアは、工房で余っていた、片面にメラミン化粧板を圧着した素材を、切り出してもらって制作しました。

2列目シートはそのままで、かなりの荷物が積めちゃいました。
⇐ 左:以前、乗っていたS-MX。 荷室は奥行き50センチ程度。後部座席にも荷物満載‥。 / ⇓ ステップワゴンの収納状況。

▲コンテナが、一段に5~6個積めます! 上下で10個以上!! これで、2列めシートは、人が乗れる状態です。

職人に人気のハイエースもいいけど(昔、遊び車で2台乗りつぶしました)、ステップワゴンも作業車両に向いてますねー!
この記事へのコメント
足あとから失礼します!
あの時の方だったんですね(*^_^*)ご挨拶もせずに大変失礼いたしました。。
先日は作業場を使っていただき、ありがとうございます。
また宜しくお願いします!
あの時の方だったんですね(*^_^*)ご挨拶もせずに大変失礼いたしました。。
先日は作業場を使っていただき、ありがとうございます。
また宜しくお願いします!
Posted by らいぽん
at 2014年03月03日 13:07

その節はお世話になりました。
工房とは、僕にとって夢の様な空間です。
今後とも、よろしくお願いします m(__)m。
工房とは、僕にとって夢の様な空間です。
今後とも、よろしくお願いします m(__)m。
Posted by IGU
at 2014年03月03日 19:54

IGUさんの講習会やシャドーイング有れば参加したいのですがそういった予定有りますか?料金取れるのでは?
Posted by Taira at 2014年03月16日 23:42
今のところ考えてませんが。 企画次第では面白いかも。
未来のおやじサンとか、あちこちで活躍されてますもんね。
未来のおやじサンとか、あちこちで活躍されてますもんね。
Posted by IGU
at 2014年03月17日 19:35

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。