2010年05月25日
親知らずの抜歯と、身体の不思議。
今日は歯医者で「親知らずを抜いた」お話し…。
この歯は、ずっーと前からムシ歯になっていたのを、放置していました。
どの歯医者さんも「ひどくなったら抜きましょうね」との判断。
(引っ越しのため、何度か医院を変えています)
キッカケがあったので、今日、思い切って抜いてもらいました。
上顎、右奥の歯です。
通常、上顎の親知らずは簡単に抜けるようですが、今回は少し手こずった様子。
麻酔が効いてから20分ほど、いろんな金具が口の中で暴れてました。
後から抜いた歯を見せてもらうと、根っこが3つ。山の頂上が3つある状態です。
若い医師は「普通、根っこは1つなんですけどねー。あと、ムシバで歯の半分が無いから、掴めなくって…」との弁。
でも、まったく痛みも無く、出血もすぐに止まりました。
これで、一安心。
もらった注意書きの紙には、24時間は安静にして、風呂・お酒・運動は避けましょうとの事。
なので、今夜はシラフです。
さて、抜歯自体は、丁寧にレポートしても ↑ 10行程度。どうって事の無い話です(笑)。
でも、ちょっと考えてみると、実は不思議な現象に気が付きます。
身体の他の部分のキズや怪我は、包帯を巻いたり、いろいろ処置が必要なのに、口の中だけは別。勝手に直ってしまいます。
ヤケドしても、舌を噛んでも、1~2日で元通り。
抜歯でさえ、24時間の安静だけです。
これが、例えば手足だったら、ヤケドやキズの完治は一週間以上かかりますし、爪でも剥がしたら(抜歯に相当?)大変な騒ぎ。
しかも、口の中には、たくさんの細菌が存在します。
(人間の口ならともかく、野生動物に噛まれたら、感染症で命が危ないです…。)
と、すると、口の中には、キズを治す、何か特別な力があるのでしょうか?
結論を言うと、しばらく前から知られている「湿潤療法」という考え方と、同じ原理。
傷口を乾燥させず、湿潤な状況に置いた方が治りが早いという研究です。
有名な所では、絆創膏の「キズパワーパッド」なんかが、その代表例。
これは、傷口を乾燥から守り、染み出してきた体液を保持する事で、数倍早くキズを治すという商品。
口の中の話と、キズの治療。ジャンルは違いますが、根底は同じという事。

「湿潤療法」については、いろいろ本も出ています。
例えば、上記の「さらば。消毒とガーゼ」では、ワセリンとラップなどを使用する事で、キズを、早く、痛みも少なく、跡を残さずに直せる。という主張が述べられています。
子を持つ親は、一度読んでみる価値がありそうです。
(内容をどう判断するか。また、信頼できる医者と、意見が合うかも大切です)
ちなみに、僕がこういった話に興味を持つのは、たくさん怪我やヤケドをしたから。
例えば、コックをやっていた頃、高温の油で顔と腕をヤケドした事があります。
すぐ水ぶくれになり、顔も頬が5×2センチ(他、数カ所)ほど剥けましたが…。
(胴体は、厚いコックコートで守られていて無事)
先輩から缶に入った薬(馬油?)を貰って塗っていたら、いつの間にか完治してしまいました。今では、場所も判りません。
知らずに、一種の「湿潤治療」をやっていたようです。
※実際の「湿潤治療」では、キズやヤケドに白色ワセリンを使います。
参考まで。
PS:歯医者は地元の評判を確認!
今回は、友人の紹介の歯科医で抜歯してもらいました。
ちなみに、CMをやっている、複数の歯科医院で、何人か雑な医師がいるので注意!
前歯を鉛筆みたいに多面体のまま仕上げたり、欠けた箇所の周囲(健康な部分)を削って平滑度を上げたり…。必ず、複数の友人に評判を聞いてみましょう。
この歯は、ずっーと前からムシ歯になっていたのを、放置していました。
どの歯医者さんも「ひどくなったら抜きましょうね」との判断。
(引っ越しのため、何度か医院を変えています)
キッカケがあったので、今日、思い切って抜いてもらいました。
上顎、右奥の歯です。
すぐ抜けるハズが…
通常、上顎の親知らずは簡単に抜けるようですが、今回は少し手こずった様子。
麻酔が効いてから20分ほど、いろんな金具が口の中で暴れてました。
後から抜いた歯を見せてもらうと、根っこが3つ。山の頂上が3つある状態です。
若い医師は「普通、根っこは1つなんですけどねー。あと、ムシバで歯の半分が無いから、掴めなくって…」との弁。
でも、まったく痛みも無く、出血もすぐに止まりました。
これで、一安心。
もらった注意書きの紙には、24時間は安静にして、風呂・お酒・運動は避けましょうとの事。
なので、今夜はシラフです。
身体の不思議
さて、抜歯自体は、丁寧にレポートしても ↑ 10行程度。どうって事の無い話です(笑)。
でも、ちょっと考えてみると、実は不思議な現象に気が付きます。
身体の他の部分のキズや怪我は、包帯を巻いたり、いろいろ処置が必要なのに、口の中だけは別。勝手に直ってしまいます。
ヤケドしても、舌を噛んでも、1~2日で元通り。
抜歯でさえ、24時間の安静だけです。
これが、例えば手足だったら、ヤケドやキズの完治は一週間以上かかりますし、爪でも剥がしたら(抜歯に相当?)大変な騒ぎ。
しかも、口の中には、たくさんの細菌が存在します。
(人間の口ならともかく、野生動物に噛まれたら、感染症で命が危ないです…。)
と、すると、口の中には、キズを治す、何か特別な力があるのでしょうか?
湿潤療法(しつじゅんりょうほう)
結論を言うと、しばらく前から知られている「湿潤療法」という考え方と、同じ原理。
傷口を乾燥させず、湿潤な状況に置いた方が治りが早いという研究です。

これは、傷口を乾燥から守り、染み出してきた体液を保持する事で、数倍早くキズを治すという商品。
口の中の話と、キズの治療。ジャンルは違いますが、根底は同じという事。


「湿潤療法」については、いろいろ本も出ています。
例えば、上記の「さらば。消毒とガーゼ」では、ワセリンとラップなどを使用する事で、キズを、早く、痛みも少なく、跡を残さずに直せる。という主張が述べられています。
子を持つ親は、一度読んでみる価値がありそうです。
(内容をどう判断するか。また、信頼できる医者と、意見が合うかも大切です)
ちなみに、僕がこういった話に興味を持つのは、たくさん怪我やヤケドをしたから。
例えば、コックをやっていた頃、高温の油で顔と腕をヤケドした事があります。
すぐ水ぶくれになり、顔も頬が5×2センチ(他、数カ所)ほど剥けましたが…。
(胴体は、厚いコックコートで守られていて無事)
先輩から缶に入った薬(馬油?)を貰って塗っていたら、いつの間にか完治してしまいました。今では、場所も判りません。
知らずに、一種の「湿潤治療」をやっていたようです。
※実際の「湿潤治療」では、キズやヤケドに白色ワセリンを使います。
参考まで。
PS:歯医者は地元の評判を確認!
今回は、友人の紹介の歯科医で抜歯してもらいました。
ちなみに、CMをやっている、複数の歯科医院で、何人か雑な医師がいるので注意!
前歯を鉛筆みたいに多面体のまま仕上げたり、欠けた箇所の周囲(健康な部分)を削って平滑度を上げたり…。必ず、複数の友人に評判を聞いてみましょう。
Posted by IGU at 21:54│Comments(2)
│日々のできごと
この記事へのコメント
面白そうな本ですねーー
是非読んでみたいです(^▽^)
馬油はやっぱり良いんですかね~
結構私、虫刺されや何にでも塗ってます。
是非読んでみたいです(^▽^)
馬油はやっぱり良いんですかね~
結構私、虫刺されや何にでも塗ってます。
Posted by scroll
at 2010年05月28日 23:40

結構、常識と違うというか、固定観念をひっくり返される感じが、面白いです。
立ち読みで、チラッと読んでみると、いいかも。
でも、影響されすぎないよーに!
馬油は、昔はがまの油とも言われ、刀傷の治療に使われていたとか。
昔の人の知恵ですね。
(現在のがまの油は馬油じゃないみたいです)
立ち読みで、チラッと読んでみると、いいかも。
でも、影響されすぎないよーに!
馬油は、昔はがまの油とも言われ、刀傷の治療に使われていたとか。
昔の人の知恵ですね。
(現在のがまの油は馬油じゃないみたいです)
Posted by IGU
at 2010年06月02日 01:00

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