作ることが大好きな僕は、趣味の領域を超えちゃって、時々、建築現場で大工仕事もしています。
建築会社に所属しているワケではないので、いわゆる一人親方。
主に、ちょっとした範囲の作業を受けています。
ところで、最近の大工さん達は電化が進んで、釘打ちや木材のカットなど、多くの仕事を電動工具でこなします。
現場で聞こえる音は、昔ながらの「トントン・カンカン」ではなく、最近は、ほとんど電動工具の音。
コンプレッサーの「ババババッ!」って音や、「パシュッ」という釘打ちの音。電鋸の「バリバリ」いう音、etc。
と、そういう各種電動工具の中で、最近気になったのが、レシプロ(往復式)の電動ノコギリ。
壁の中の柱を切ったり、廃材を切り分けたり、何だか便利そう!
ネットで調べて、安いヤツを取り寄せてみました。
⇒
SHINKO(新興製作所) 電気のこぎり ARS-180
で、さっそく、実戦デビュー!
▲左:刃を入れると、軽い力で切り進めます。 / 右:こういう細工も、簡単!
音はうるさいですが、軽い力で扱えます。
切り進む角度だけに集中できるので、精度もまあまあ。
感覚的には、よく手入れしたノコギリと同等か、やや早い程度のスピードで、ブレなく刃が進む感じ。けっこう、いい使い勝手です。
注意点は、サクサク刃が進むので、切り込み過ぎないようにスピードを抑えるあたりかな。
あと、対象をシッカリ固定して置かないと、材料も振動しまくって、切れない場合がある点。
ストロークが短く、往復運動なのでキックバックも少なく、比較的、安全な工具のようです。
この前の怪我も、この電動ノコを使えば、しなくて済んだかも‥。
木工の工作をする人、レシプロ電動ノコ、けっこうお勧めですよ!
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加工したのは、写真の天井棧(テンジョウサン)。 ここに天井材を下から貼っていきます。
注:今回の電鋸の消費電力は280W。 一般的な丸鋸だと600W~ なので、それなりの体感パワーです。