僕のお仕事の副業は、補修屋さん。
メインだったホームページ制作のお仕事と、最近では収入的に逆転しつつあります。
まったく違う職種だけど、必要なスキルや学習量の点では、同等以上の難しさ!(机でスクリプト書いてるほうが楽かも)。
それにしても、どちらも3K的なお仕事だったりして‥(笑)。
別サイト →
なおす人日記(
補修屋.COM) /
WEB沖縄 in TI-DA
まぁ、今の自分の年齢を考えると、最新の技術を追うIT関連よりも、経験や知識が風化せず蓄積できる職人の道の方が、極め甲斐があるのかなぁ‥。 という、個人的な人生論(爆)は置いといて、昨日のテレビ番組 「 ほこ×たて【矛盾】 」 、なかなか面白かったです。
内容を簡単に言うと‥。
「どんな石材でも絶対に直す職人」VS「槙原寛己の絶対に直せないトロフィー」のほこ×たて対決。
元巨人軍の槙原寛己の、傷やヒビ割れが入ってしまった日米野球MVPのトロフィーを石材職人に直してもらう、というもの。
まさに、僕の副業の補修の仕事と、同じ職種です。
こういう地味な技術が、世間に紹介されるのは、いい事ですねー。
人造大理石は構造上、全体が均一(混ぜ物はあります)のため、完全に色を合わせないと一目で違いが分かってしまう素材なので、やっかいではあります。 他に、表面のツヤや、色の深度(透明度)なども、大切‥。
でも、経験のある職人が時間をかけて調色すれば、ほぼ元通りに修復可能です。
→
人造大理石、巨大カウンターの補修!
それにしても、修理代が26万円かぁ。(‥僕の10倍以上)
早く、その域に達したいものです。
頑張るぞー!!
というわけで、職人の修行なかば(5年目)の、今日の僕の作業写真を貼っておきます。
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▲左:補修前 / 右:補修後
1人×2日 で、延べ3メートルの割れ(段差あり、7カ所ほど)の補修。 石種は、天然の御影石です。
とある高級ホテルの改築で、以前と同じ石が入手できないため、あえて割れた石で施工し、僕が補修しました。 (同じ石材でも、出荷時期や産地により、柄はぜんぜん別物となってしまいます)
今回はレストラン奥の、照明の暗い場所だったので、それほど精度の求められない補修でしたが、‥手を抜くことは(仕上がりの点から)難しいんですよー。
だいぶコツは解って来ましたが、御影石はひたすら手間がかかります。