リアルタイムのアクセス解析ツール「Woopra」が面白い!

IGU

2010年03月25日 21:41

僕はブログといくつかのホームページのアクセス解析に「Google Analytics(読み:グーグル アナリティクス)」と「Yahoo! アクセス解析(現在、新規の利用不可)」を使っていますが、新しく「Woopra」にトライしてみました。
▲Google Analyticsの一画面

このアクセス解析ツール「Woopra」。 いったい、なんて読むんだろ?
「Woopra 読み方」でググっても出てこないので、米軍基地の友人に電話してみました。

ネィティブに聞いても「そんな単語は存在しないよ」と言われましたが、あえて発音してもらって日本語で書くと「ウープワ」が近いでしょうか。(3/26 追記:ウープラが正解のようです)

さて、このソフト、何がスゴイって、リアルタイムでアクセスしている人の情報を表示してくれるのです。
その反応速度は、だいたい10秒以内。
すぐさま、過去のデータにも反映され、いつでも最新データの集計を確認することが可能です。


ちょっと画像で見てみましょう。
以下の画像は今、見て頂いている、このブログのデータです。(IP等はボカしてあります)

このブログには、今日の夕方に設定したので、その時点からの解析です。


▲初期画面はDashboard(ダッシュボード)


 メニュー 
アクセス数のグラフ
閲覧されたページ
リンク元


どんな言葉でアクセスしたか
検索された単語
ユーザーの住む地域

一部のデータ(表で黄色い背景の箇所)は、リンク付き。
(稼働している実際の「Woopra」の画面をクリックするとブラウザーで該当ページにジャンプできるようになっています。)


▲左側のメニューから Live をクリックすると現在の状況がわかります。


 メニュー
現在のアクセス元の地図
現在、アクセスしている人のブラウザーから取得される各種データ


現在のアクセス者の国籍



この時点で、3名の方が同時に僕のブログに訪れています。
 (新しく誰かが来ると、地図上でアクセス元の地域が点滅します)

ここで一番上の人に注目すると、日本国内から、ウインドーズXPでIE7を使い、札幌からアクセスしている事が判ります。
そして「上手なコーキング」とググって、僕の「コーキングのコツ」というページにたどり着いた。ということを読み取ることができました。

う~ん。「ストーカー並み」という言葉は微妙ですが、ホントにそんなツールです。



▲ページ閲覧履歴も判ります。

この方は「アルミ板 切り込み」というキーワードでググって来訪し、次のようにページを辿っています。
 「アルミ板の切り方」 のページを1分15秒読んで頂き、
 「工事現場 関連」 のカテゴリーも1分13秒読み、
 「PC関連」 のカテゴリーは15秒ほど眺め、
 「ブログランキング」 のサイトに飛んでいった。
ということが、一目でわかります。


さらに左側メニューからAnalytics(アナリティクス)を選ぶと、どのページに来た人が多いとか、逆に、どのページから出て行った人が多い等、様々な角度から解析出来ちゃいます。

だからといって、ブログの場合は日記なので、人気の無いページを書き換えたりするのはアレですが、一般のホームページを運営している人にとってはSEO上、重要な情報源となります。
(SEOに関して僕もいろいろ書きたいのですが、今のところは遠慮しています。)


というわけで強力なアクセス解析ツール「Woopra」。
3万ページビュー/一ヶ月以内なら、無料で利用可能。

導入方法はGigazineさんのサイトに詳しく載っているので、参照してみてください。

運用開始までの難易度は、ちょっと高いですが、SEOに興味がある人は必携です。

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